ANAマイルで行くビジネス世界一周
お得チケット模索人、めいみるくです。
今回は、泣く泣く旦那さんの仕事の日程でキャンセルしたANAマイルで世界一周ですが、せっかくなので予約方法や注意ポイントを書き残して置きます。
ANAマイルで世界一周旅程を考えている方にもちょっとは役立つかな、と思います🌟
マイルで行く世界一周のメリット
世界一周を考えている方には耳タコだと思いますが、特典航空券での海外往復よりも、特にビジネスやファーストだと世界一周の方がお得に海外に行けちゃいます。
旅程が10日以上という縛りがありますが、逆手に取って2回に分ける方法もあります。
(今回は割愛)
マイルで行く世界一周の方法
- スターアライアンス世界一周運賃サイトで「新しい旅を始める」
- 出発都市をクリックor入力
- 東回りor西回りで行きたい都市をクリック
- 最終都市を最後にクリックして終了
- 全行程の合計マイレージ(距離)をメモ
- フライトの選択と手数料の確認**
- ANAの特典航空券で"ヨーロッパー日本"と"日本ーアメリカ"の空席状況を確認
- ユナイテッドのサイトで"アメリカーヨーロッパ"の空席状況を確認
- 空席を踏まえて、最終的な旅程を決定(便名と発着時間をメモ)
- ANAコールセンターに電話して予約
*世界一周ルール
世界一周の旅程のみ、全旅程の距離(区間基本マイレージの合計。地上交通区間は移動マイルとして計算に含めません。)に応じて必要マイル数を算出します。太平洋、大西洋を1回ずつ飛行機を利用して横断する必要があります。ルートは東回り、あるいは西回りのどちらかで逆回りはできません。出発地と最終帰着地の間で最大8回の途中降機が可能です。(ただし欧州での途中降機は3回まで、日本国内での途中降機は4回までです。)また、出発国に戻る最後の国際線搭乗は、最初の国際線搭乗から10日目以降になります。旅程は最大12フライト区間に加え、最大4区間の「地上移動・同じ都市での異なる空港間移動」が可能です。
- ※ANAウェブサイトではご予約になれません。ANAマイレージクラブ・サービスセンターにご連絡ください。
このルール以外は特典航空券の利用条件と同じです。詳しくはANAのサイトを確認してください。
ご利用条件│提携航空会社特典航空券│マイルを使う│ANAマイレージクラブ
*注意点
発券(旅程初日)から1年以内に旅程を終了する必要があります。
特典航空券と同様、発券後のルートと航空会社の変更はできません(別日に移動は可能)。
*距離に応じた必要マイル数
ANA公式サイトより
1. スターアライアンス世界一周運賃サイト
Book and Fly - Star Alliance - Star Alliance
画面下の「新しい旅を始めます」をクリック。
ただ、このサイトではなぜか海外出発でも日本国内で4都市選べません。おそらく選択できるはずなので、後日わかったら追記します。少なくとも、ANAコールセンターで予約する際には選択可能です。
2. 出発都市をクリック
ご存知の方も多いですが、日本にお住いの場合は、日本国外から出発にすると日本国内もストップオーバー(途中降機)できます。その場合はその地への往復チケットが別途必要になります。
3. 東回りor西回りで行きたい都市をクリック
東回りは時短、西回りは時差ボケが少ない、とされています。
大西洋、太平洋は同じ向きで一回ずつのみ横断する必要がありますが、ANAの指定するエリア内なら逆走しても発券できます。
TC1: 北アメリカ,中央アメリカ,南アメリカ,グリーンランド,カリブ海諸国,ハワイ諸島
TC2: ヨーロッパ(ユーラシア大陸西部),アゾレス,アイスランド,中近東,アフリカ,セイシェル諸島
TC3: アジア(ユーラシア大陸東部),オセアニア(オーストラリア,ニュージーランド,南太平洋諸島)
スターアライアンスの世界一周旅程では,TC間の移動はTC3⇨TC2⇨TC1⇨TC3といった具合に一定方向に移動することが求められているものの,TC内では移動の方向を変更することが可能です。
参考サイト
*できるだけマイレージ数(距離)を抑えるコツ
- なるべく逆走しないように都市を選ぶ(6.を参照)。
- できるだけ緯度が同じようなエリアを選ぶ(南北に飛ぶと距離が増えるため)。
4. 最終都市を最後にクリックして終了
最終都市は出発国ならどこでも可能です。
5. 全行程の合計マイレージ(距離)をメモ
旅程が完了すると、全行程の最短マイレージ数(距離)が出てきます。これは最短ルートのフライトを選択した場合なので、次の6.で増えることがあります。
6. フライトの選択と手数料の確認**
フライトによっては、経由することでマイレージ数が増えます。
損のないよう、必要マイル数の区切りが良いギリギリで旅程を組みましょう!
フライトを選び終わると、最後に運賃と手数料の見積もりが出ます。
特典航空券で取るので、手数料のみ参考にしてください。最終的な手数料はANAに電話して計算してもらってからわかります。
**注意
航空会社によっては燃油サーチャージが高くなってしまうので、注意が必要です。
いくらお得な特典航空券で行ける世界一周と言っても、手数料が10万円近く行ってしまっては元も子もありません。私たちも抑えたつもりでも手数料がえらくかかってびっくりしました。
ANAは他の航空会社の特典航空券に比べて少ないマイルでお得に行ける分、提携航空会社利用の場合はサーチャージが高くつきます。
サーチャージが安いor普通:ANA、ユナイテッドなど
サーチャージが高い:ルフトハンザなど
7. ANAの特典航空券で"ヨーロッパー日本"と"日本ーアメリカ"の空席状況を確認
8. ユナイテッドのサイトで"アメリカーヨーロッパ"の空席状況を確認
ANAでも調べられますが、ユナイテッドのサイトから調べるとANAのサイトよりも使い勝手がよく調べられます。また、ANAでは出てこない場合もあります。
Award search | Flights | United Airlines
ビジネス、ファーストは「Saver Award」のリストに空きのある(Select表示のある)ところがスタアラ特典で取れるフライトです。
枠が少ないので、空きがない場合は1 stopなども候補にする。
9. 空席を踏まえて、最終的な旅程を決定(便名と発着時間をメモ)
決定したら、フライト便名と発着の日時をメモしておきます。
ヨーロッパ間の空席は10.の電話で直接確認します。空きがない場合も踏まえて第二候補なども挙げておきます。
10. ANAコールセンターに電話して予約
ここまできて、ようやくANAに電話です。
手数料は向こうで計算してから折り返し連絡が来ます。
私たちの場合は、
「ワシントンD.C.ーブリュッセルーパリ(オープンジョー)ニースーミュンヘンーデュッセルドルフー羽田ーワシントンD.C.」
でヨーロッパ内を1便ルフトハンザにしましたが、
ビジネスクラスで1人あたり105,000マイルと手数料46,000円かかりました。
参考にしたサイト